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 石原清貴さんの算数物語「洪水を予言した男」が終わった。
 2学期に入って,「単位あたりの量」をかけわり図を使いながら,かなりていねいにやってきたこともあってか,このお話がいつも以上にスムーズに進んだ。いつも以上にシーンとして,「聞いているのか?」と不安になる場面がたびたびあったのだけれど,感想文を読んで安心した。算数が得意な子も苦手な子も,それぞれにしっかりと感想を書いてくれている。

●ぼくは,比例物語を読んで思ったことは,ポトが初めに比例を見つけたのがすごいと思いました。じゅくでも,比例はやったけど,1あたり量と関係しているとは教えてくれませんでした。授業書はおもしろく,分かりやすいです。

●比例の問題は,じゅくでもよくやっていたけど,昔から比例みたいなものがあったとは想像もしていませんでした。昔の人は,自分たちで何でも考えていたんだなあと思いました。自分の身のまわりにもたくさん算数が根付いているんだなあと感心しました。

●比例の勉強(物語を読む)をやって,物語もおもしろかったけど,昔の人がかけ算などを作ってくれて,今に役立っているんだな~と思いました。表に書いてある数字をかけ算して答えを求める計算も,最初の方はわかんなかったけど,やっているうちにわかるようになったので,うれしかったです。


※ 「洪水を予言した男」は,『算数を探しに行こう!』(石原きよたか)の第4話に収録されている。現在は新潮文庫版が書店に並んでいる。


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ドングリたち

 午前中,校区にある地域の文化祭に顔を出し,一旦帰宅をして昼食をとったあと,娘とドングリ拾いに出かけた。今回は時期的にもよく,職場の同僚から教えてもらったポイントのうち2箇所に行って,ビニル袋にいっぱい拾って帰ってきた。
 
 そのうちの一つは,校区からははずれているが,勤務校がある町の公共施設の近くの道路際。通りかかると,道ばたにドングリがたくさん落ちていて,車に踏みつぶされたドングリで路面が茶色く見えるほどだった。道路が広くなっているところに車を駐め,しばらく拾うと,もう大量。

 ドイツ村公園


 次に,鳴門市にあるD公園に行った。映画で有名になった施設跡を公園にしているが,ここでは種類の違うドングリやクリをゲット。初めて行って,「こんなところがあったんだなあ」と感心したけれど,「もう少しキレイに整備したらいいのに・・・」と感じた。最近,歩いたり自転車に乗ることに楽しみを見出しているのだけれど,写真に写っている歩道は「四国の道」の一部にもなっており,一度ゆっくり歩いてみたいと思った。

 娘は,幼稚園で教えてもらったドングリ笛や以前から執着しているドングリクッキーが目当てだが,ボクは,ドングリを育ててみたいと思っている。
 午後から徳島県教職員組合の教育研究集会記念講演に参加した。今回の講師は,橋田幸子さん。イラクで亡くなった橋田信介さんのおつれあい。実践交流集会には参加できなかったけれど,この講演会は是非とも参加したいと考えていた。正直なところ体がしんどかったけれど,参加してよかったと思える会だった。
 幸子さんの話は,全体を通して淡々と語られるものだった。しかし,その言葉のなかに,凛とした強さを感じられる。閉会のあいさつで,委員長が「情熱というものは言葉の激しさや声の大きさではなく,淡々としたなかにこそ表れる」という話をしたけれど,まさに「凛としてしなやか」という表現がピッタリの女性だった。

 自衛隊がサマワでしてきたことの事実。そして,「米軍は輸送しても,犠牲になった邦人は運べない」現地の航空自衛隊と日本という国。これまで知らなかった話を聞きながら,やはり,「知ろうとしないことがおそろしいのだ」ということを考えた。
 そして,ボクには終わりの方のこの言葉が心に残った。

 最も民主的だと思われる方法で選ばれた人たちが選んだことに,「私たちは関係ない」とは言えない。罪も罰も日本国民全員が背負わなければならないのではありませんか。

 今日のサークルは,Iさん,カエルさん,ボクの3人。
 ここのところの定番で,Iさんと四方山話に花を咲かせているところにカエルさんが登場するというパターン。メンバーが今の状態だと,サークルと言うよりもサロンという感じになるのも仕方がないだろう。週に一度,今の自分を点検できる,ボクたちにとっては貴重な時間だ。

 来週は会場の都合で,おやすみ。
 
 今日から,算数の授業が「比例」の単元に入った。
 「単位あたりの量」(「単位量あたり」ではない)に時間をかけてていねいに取り扱ったため,震度としては遅れ気味。それでも,いつものように,石原清貴さんの「洪水を予言した男」の授業をスタートした。
 この「算数物語」は,もう10年以上前から使わせてもらっているが,現在は新潮文庫から発行されている『算数を探しに行こう』の中に収録されている4番目のお話。それを元々の授業プランの形で授業に使わせてもらっている。

 妙にシーンとした中で授業は進んだ。子どもたちはどうとらえているのかな・・・。と若干不安も覚えながら,でも,「まあ大丈夫だろう」と多寡をくくっていた。
 でも,6時間目(正確には放課後),クラスの子どもが隣のクラスの友達に,この授業の話をしている様子を聞いて,安心した。やっぱりいける。他人の研究の成果の上に乗っかるばかりのボクだけれど,子どもたちが楽しんでくれること,それが作ってくれた人たちへの何よりのお礼だろうと勝手に考えて授業させてもらっている。

 明日からは,《光と虫めがね》も始める。研究大会も当たっていそがしいのだけれど,こんなときだからこそ,日常の授業を大事にしたい。
 先ほどの記事を打ち込んだ後,「もしかしたら・・・」と思いついて,ルーターに付属していたCDを使って,設定をし直してみた。すると,すべて解決。こんな簡単なことだったのだ・・・。原因が分からないのが気になるけれど,とりあえず元のように調子よくインターネットに接続できている。これで,無線LANとの同時接続で不具合がなければ万事OKということになる。
 また無駄な1日を過ごしてしまった・・・。することはいっぱいあったのに・・・。
 ばたばたしっぱなしで,気になりながらもブログに手をつけることができない。もう2週間近く更新できていない。後日更新できる分もあるかな・・・と思うけれど,埋め切れないだろうな。

 今朝,1時間弱ほど自転車で走ってきて,「さあ,更新」と思ったのだけれど,デスクトップPCのインターネット接続が調子悪くて,作業をあきらめた。多分,ルーターの方の問題なのだけれど,有線LANがまったくつながらなくなってしまった。ノートPCで無線LAN接続だとこのようにきちんとつながるのだけれど・・・。以前から有線と無線を同時使用すると調子悪かったのだが,夕べ久しぶりにノートの無線LANを使ったことがきっかけとなって,今の状態。

 今の体調とノーミソの状態では,とてもそんなことを考えることには耐えられないので,デスクトップの方はチェックディスクとデフラグをかけているところ。しばらくは手をつけることができないかな・・・。
 Iさんから頼まれていた,研究会の発表原稿に目を通して返信することだけは,なんとか完了することができた。
だるま

 高知は宿毛の「だるま夕日」の写真ではない。これは,太陽の30億分の1の模型をふくらませているゴッチさんである。今日は,定例の仮説実験授業講座の日。
 今回は,カエルさんのリクエストもあって,《宇宙への道》の講座。ゴッチさんにとっても,彼が初めて仮説実験授業にきちんと取り組んだ授業書ということで,思い入れも強い授業書。

 内容は,もちろんとてもよかった。とボクが評価してはいけない。なぜなら,ここのところの疲れのせいもあって,午後からは夢の世界にトリップしていたからである。誠に申し訳ない。川島で月1回のサークルをしていたころ,3年間学級担任を離れている間にはこういうことがよくあったが,ここのところ午後の眠気に耐えきれず意識が薄らぐことはよくあるにしてもここまで前後不覚に陥ることはなかった。夏からの蓄積されたダメージと,ここのところの夜遅くまでの仕事が影響しているのだろう。やはり規則正しい生活は大事だ。いずれにしても,大変失礼なことをしたと反省。次回からは,ちゃんととなりの畳の部屋に移動します(そんな問題ではない?)。
 
一千万分の一


 とにかくスケールの大きなこの授業書。「地球ってでっかい。でも,宇宙はもっともっとでっかい」ということを,授業者が強調しなくても,授業を受けた人は勝手に感じてくれる。世界観が変わるってこういうこと,イメージがもてるってこういうことなのだと,授業そのものに対するイメージを変えてくれる。「仮説実験授業講座」と銘打っているけれど,「大人のための科学教室」という側面もあるなあと今回の講座を見ていて思った。大人が豊かに学ばなくっちゃね。

 ところで,自分が授業したこともないくせに,初心者のゴッチさんにこの授業書を進めたボクはなかなかエラいと思う。
 来月は,11月11日(土)《自由電子が見えたなら》,再来月は12月9日(土)《電子レンジと電磁波》を予定している。
 今日のサークルは,カエルさんとオカケンの二人。
 夕方,Iさんから「今日は参加できない」旨の連絡をもらっていたので,この日クロネコメール便で届いた仮説実験授業研究会のガリ本をもっていった。例によって,カエルさんの登場まで時間があったので,『学力論の構造』と『たのしく教師』の2冊のガリ本に目を通すことができた。
 この数ヶ月,なかなか本を開くこともできないけれど,すき間をぬって情報を得ることって大事だと思う。
 『学力論の構造』は,昨年の川崎たのしい授業体験講座での中一夫さんと板倉聖宣さんの講演記録。今の学力論争のむなしさと問題点がハッキリと浮かび上がっている。
 『たのしく教師』は,11月末に徳島に来ていただく井上勝さんが編集した本。板倉先生や仮説実験授業にかかわる人びとの講演記録や文章が,学校という世界に浸かり込んでしまいそうな自分にハッと気づかせてくれる。ゆっくりと時間をかけて味わいながら読みたい本だ。

 カエルさんが来てからは,いろいろと雑談。ここのところ,こういうのが多いけれど,時期的にもみんないそがしいから仕方ない。明日の講座もあるし,週1回のサークルはとりあえずみんなが寄れる場を確保というところ。
 でも,いろんな動きが始まってくるので,そろそろちゃんとやっていかないとと思っている。

 次回は10月20日(金),午後7時30分~。高川原南教育集会所にて。
 今日は午後から郡の陸上記録会。
 ボクは,役員なので,2時間目の途中から会場に向かった。
 夜中からの雨で,「延期になるかもしれない」と思ったが,さすがは全天候型の陸上競技場。時間には競技を開始することができた(中には,朝早くから作業をしてくださった体育主任さんもいたそうで,申し訳ない)。
 ゴールの写真撮影の機器不調で,少々時間がかかったりしたが,4時には閉会式で,予定よりやや早めに終了することができた。
 子どもたちもよく頑張ったと思う。大幅に記録を伸ばせた子,思うように結果が出せなかった子それぞれだけれど,夏の暑い時期からこれまで練習を続けてきて,本式の陸上競技場で精一杯がんばったことこそが,一人ひとりの宝になるのではないかと思っている。お疲れさま。
 11月初旬の研究発表会に向けて,学年の先生方と相談しながら夜遅くまで指導案に手を入れていたら,ゴッチさんから電話。「井上勝さんの案内ができたので,その確認をしたいのと,封筒やタックシールが欲しい」ということだった。学校を出たのが10時を過ぎていたのだけれど,家の方に来てもらうことにした。

 11時頃彼が到着。案内文を見ながら,パソコンで即修正。タックシール,封筒も出してきて,持って帰ってもらった。今回は,企画運営はすべてゴッチさんに任せてしまっている。明日から後期の授業開始だというのに,大丈夫かな・・・と思いながら,車を見送った。こういうのなら少々遅くても全然ストレスにならないのになと思いながら,風呂に入って就寝。
 午後,ゴッチさんが家に来た。
 ゴッチさんが進める《結晶》と,ボクが始める《光と虫めがね》のセットを交換するみたいな形になった。教科書をさっさと進めて,早く始めよう。
 ゴッチさんが明日家に来るということで,娘と藍住のコーナンに行った。ここで,実験用具を入れる衣装ケースを買うため。頑丈なタイプのものが必要なのだが,それなりの金額なので,まとめ買いをせず,必要なときに買い足すという形で対応している。
 
 これで,《光と虫めがね》の実験道具が衣装ケースに収まる。
 今日は,ゴッチさんが「バラバラになる食塩の分子模型」を使って授業したときのビデオを持って,いつもより早く会場に現れた。市の陸上記録会が予定よりも長引き,大変だったようだが時間を作っての参加,ありがたい。

 子どもたちがワイワイ言いながら授業している様子をたのしく見せてもらった。そして,分子模型を使うところでは,思わず姿勢を正してしまうぐらい,緊張してしまった。でも,やはりこの教具はいいと確信。この秋のドタバタが収まったら,作業再開だな。

 やはりサークルの命は授業だ。
 夕方,職員室で仕事をしていると,ゴッチさんから携帯に電話。
 今日,「バラバラになる食塩の分子模型」を使って,《溶解》第二部のお話の所をやったそうだ。

 前回のサークルで,「これを使って授業しているところをビデオに撮ってよ」と冗談めかして言ったのだけれど,それを実行してくれたらしい。それよりも何よりも,授業が見事にうまくいって,感動的な出来事もあったらしい。「興奮している」と自分でも言っていたけれど,「次回のサークルは早めに行って報告するから・・・」というぐらい興奮したらしい。
 自分の作った教具で,こんなに喜んでもらえるというのは,とてもうれしい。もしかしたら,「ボクの人生で,これ以上の発明はないかもしれない」というぐらいのものだとボクは勝手に思っているので,余計にうれしい。
 金曜日のサークルがとてもたのしみだ。
 まだ「単位あたりの量」をやっているが,この休みの間にゴッチさんに送ってもらった「比例物語」をプリントアウトした。文章をワープロで打ち込んだものだけれど,去年,自宅のパソコンのハードディスクがクラッシュしたときに,データが吹っ飛んでしまった。それで,今回ボクのところに里帰りしてきたというわけ。
 
 今年の子どもたちがどんな反応を返してくれるか,楽しみだ。
 もう10月に突入。
 ここのところ,夏からの疲れがどっと出てきた感じで,休みになるとゴロゴロしてしまう。
 
 1あたり量の文章題のドリルを作れたらいいなあと考えている。「文章題ドリル」については,以前に香川の石原さんのレポートを読んで,なるほどと思った。教科書にはこの考え方がない。「文章題に弱い」と言いながら,文章題が解けるように教えていないという状況は昔から変わっていない。
 ボクはこれまで,香川たのしい授業研究会が作ったものを利用させてもらってきたのだけれど,今回は式変形で三用法を解いていくように授業を進めているので,それにあわせたものが必要になった。
 とりあえず,急いでいるので,『わかるさんすう5』(むぎ書房)の「単位あたり量」の問題を入れて,プリントの形にしかけている。
 ここまでの授業は,以前にゴッチさんが,先行研究をもとに整理したプランを使わせてもらい,式変形の指導をしてきた。初めは手間取ったが,かけわり図も書けるようになり,単位をつけた数式もかけるようになってきている。このドリルができたら,定着もはかることができるだろう。
 ある程度の形になったら,サークルでも検討してもらおう。
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プロフィール

岡本賢司(オカケン)

Author:岡本賢司(オカケン)
徳島で小学校の教員をしています。
仮説実験授業研究会会員。
徳島楽しい授業の会。

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