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 町内で,土曜日授業復活についてのアンケートが配られた。
 文科省の方でも検討が始まっているらしいけれど,なんだかなぁ…という感じがする。

 週5日制が導入されたときは,「労働時間の短縮」にかかわる国際的な流れのなかでそうなっただけの話で,学校現場からの要求とか,子どもたちの課題から導かれたものでは決して無かったはず。
 ただ,休みが2日になって不登校が減ったというのはヒョウタンから駒だったけど,大きな成果だったと思う。
 これを機会に,社会体育などのシステムも大きく変わることを余儀なくされた。

 あれこれ考えると,「なんでこんな話が出てくるんだろう?」と不思議でたまらない。
 きっと,不勉強な人たちが思いつきで言い出したんだろうな。こういうときに「教育学者」と言われる人たちが毅然とものを言えたらいいのだけれど,残念ながら権威も影響力も発言力も無いから,教育のことをろくに学びもしていない人たちの大声に負けてしまうという無残な状況がある。
 
 生活リズムが安定しない子どもたちにとっては,それがいい面もあるのかもしれない…(ん?)
 時間増やして詰め込めば学力テストの結果もあがるかも…(オヤオヤ)。
 ま,そうなったらそうなったで,ボクは授業ができるんならそれもいい。

 ただし,授業時間を増やして学力テストの結果はよくなるかもしれないけれど,そのことが今の日本の状況を変えていく力にはなりにくいし,こういうことをすると「不登校が増える」というのは過去の歴史から明らか。日本の学校教育の一番の問題は,学校が子どもたちの意欲を奪っていることだ。大事なことは,子どもたちが「こんな勉強ならもっとしたい!」と歓迎してくれる教育内容を準備すること。
 それから,減る気配が見えない教職員の病気休業者もさらに増えることになるだろう。

 いくら不勉強な政治家たちといっても,これぐらいのことは当然わかっているはずだろうから,こうしたことに目をつぶってもそれ以上の大きな成果があるという判断がどこかで働いているのだろう。
 学校教育の歴史はいつもこういうのに振り回されっぱなしで,「歴史に学ぶ」とか「実験結果に従う」という視点が欠如している。
 でも,少し歴史をふり返れば実験結果ははっきりしている。今回の件も,どういう人たちがこの話を言い出したかということから明らかにしておく必要があるかもしれない。
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