
今日から夏休み。
その初日だったが,第三土曜日ということで,サークル定例会。朝8時過ぎに会場の高川原南教育集会所に行き,会の準備を始める。9時前になったが,人が来る気配がない。「ん?もしかして,みんな忘れてしまっているのか? 昨夜はそれぞれの学校で慰労会があっただろうし・・・」と不安になる。9時,カエルさんからメール。以前に連絡をくれていたが,再度の欠席連絡。週明けには採用試験が始まる。無用なプレッシャーになってしまうかなと思いながらも,「がんばって」と返信。
「今日は開店休業かもしれない・・・」と覚悟を決めて本を読もうと思ったら,後藤浩之さんと藤田恵さんが入ってきた。

後藤さんが,《もしも原子が見えたなら》で子どもたちと作った分子模型セットの完成品を持ってきてくれた。高知の伊藤竜一さんが作ったというケースは,とてもきれい。プラ板のフタもしっかりしていて,何より,経年劣化による黄ばみがとても少ないらしい。これまでつかわれていたプラスチックのケースと比べると,見た目も頑丈さも優れている。ただ,ケースで300円程度になってしまうのが厳しいといえば厳しい。そこにお金をかけられる状況にあれば,おすすめ。
ケースをみせてもらっている間に,井上明さん,小野健司さんも登場。合計5人の会となった。
井上さんが,「水風船の留め具」を持ってきてくれたので,早速,「かさぶくロケット」の袋の口留め論議が始まる。これは別の記事としてアップするが,結論としては,やはり後藤さんが言っていた「ホッチキスで仮留めして,セロハンテープで本留めする」というのが一番よさそうということになった。
そんな話をしていると,それぞれがその辺にあるものを使って部品につけたりしだした。

これは,ノーズコーンの先にプラカップをつけたもの。水風船の留め具をつけると重さのバランスが崩れてしまうが,これをつけるとバランスがずいぶんよくなり,尾翼をつけるとかなりしっかり飛んでいた。ノーズコーンだと壁にぶつかると折れてしまったりするけれど,これだと,「ポコーン」と音がしておもしろい。
井上さんによると,尾翼に角度をつけずに本体にまっすぐつけると,「飛距離が伸びる」らしい。「角度をつけたものの1.5倍ぐらい飛ぶ」とのことだ。

そのうち,後藤さんがこんなものを作って,うれしそうに遊びだした。体育館のように天井が高いところでやると,これはこれでおもしろいかもしれない。でも,ものづくりじゃないので却下。いろいろ工夫をすると,おもしろいことが分かったが,ある程度以上はマニアの世界になってくるということで,「ものづくり」としては,この程度でストップかな?
その後,話は「わくわく科学教室」の具体的な話をすすめた。
ボクが入力した参加申込者数のグラフを配る。先週末に小野さんが発送した11000人分の反応が木・金に現れて見事に一直線。学校によっては,昨日配布されたことだろうから,来週前半はまだ反応がありそうな感じ。これも,予想とどれくらいのズレが生まれるかたのしみだ。
ものづくりは,小野さんが対策を考えて,今回はそれですすめる。ボクたちも,スタッフとしてはいるけれど,基本的には授業に集中することになる。参加者申し込みが多くなりそうということと,学年にかなり偏りがあるということで,クラス増で対応することにした。今の感じだと,〈ドライアイスであそぼう〉が3クラス,《光と虫めがね》が2クラス,《もしも原子が見えたなら》・〈おもりのはたらき〉が1クラスという線に落ち着きそう。準備するものについての確認をし,授業書の印刷やその他の準備のために8月13日に一度集まることにした。
最後の残った時間で,簡単な資料紹介。
後藤さんからは,6月の資料を完成させた「授業運営法にしばられるということ」。香川の会で発表してきたそうだけれど,いい資料だと思う。井上勝さん発行の『たのしく教師』にも掲載されるらしい。
仮説実験授業を日常的にやるなかで,もっとその思想にしばられたい。授業運営法にしばられながら,いつの間にか「子ども中心主義」にしばられている教師になりたい。授業書と子どもたちが,教師としてのボク自身の在り方にいつも気づかせてくれます。
その後追記された「後日談」の部分がまたいい,そして,夏休み前最終日だった昨日の出来事に,笑っちゃいけないけれど,でも聞いているボクたちもなんだか「大丈夫だよね」って思える安心感をもてるのが不思議。もう一つは,毎日書き続けているという通信。これも途切れずに続けているのことに,まず感心させられる。
小野さんからは,全国大会に持っていくという「〈正解バシッと方式〉で「ほ〜〜〜!」が聞こえる」という資料。この内容を,ボクは以前に個人的会話のなかで聞いていたのだけれど,改めて読ませてもらって,「自分がこういうことに気づいて,授業に取り入れだしたのは,いつのことか」ということをふり返ってみた。後藤さんや井上さんも,それぞれに思い返して「あーだ,こーだ」と話をしたが,ボクはどこかでこれにかかわる文章を読んだ覚えがある。探してみよう。
今回も,時間をオーバーして1時前に終了。小野さんは,「開始時刻が一番早いサークルじゃないか?」というのだが,話し出すと3時間ではたりないことが多い。週1回から月1回にして4回目だけれど,今のところ充実した会になっていると思う。
今日の感想
● 小野 健司さん たのしかった度 5 ためになった度 5
そうか,「徳楽授」でも,オレはオチコボレだったのか・・・。
これからは,30才以下の若者とつきあうことにしよう。「わくわく」,「入門講座」たのしみですねぇ〜〜〜。
● 井上 明さん たのしかった度 5 ためになった度 5
8/25の見通しが少しはたったかな。ドライアイスが3教室になるとなると,もう一度,諸準備を考え直す必要があるな。
まあ,楽しみ・不安が半々だけど,準備をたのしみながらやってみます。
● 藤田 恵さん たのしかった度 5 ためになった度 5
今年は何やら体調が悪い時期が長くて・・・。「やりたい」と思っていても,日々のことに追われて何もしないまま,4か月を過ごしてしまった私にとって,いつもいろいろな刺激があってうれしいです。後藤さんの資料には元気をいっぱいもらいます。夏休み後には仮説をやりたいです。今年の子たちは,ノリがよさそうなので,楽しみなんですが・・・。資料もがんばってみます が,期待しないでください。
● 後藤 浩之さん たのしかった度 5 ためになった度 5
わくわく(8/25)の計画がにつまって(進んで)きてよかったです。来てくれた子どもたちに,笑顔で帰ってもらうための手をつくそう。夏休みに入ったことだし,準備が本格化しそうですね。
小野さんのレポートにまつわっての話題がふくらんで,おもしろかったです。授業書の授業運営に非常に関心が高いので,こういったことを考えていかなければ。先月出したボクのレポートの続き,我ながらおもしろいですよ!
● 岡本 賢司 たのしかった度 5 ためになった度 5
参加希望の数をグラフにしてみると,見事に一直線に伸びている部分があっておもしろい。うったてがしっかりできると,次回以降の動きものびのびとしたものになる。今日の話で,「わくわくをやる」という実感がもてたような気がするな。できれば,提案した中学生教室も開けるようになるといい。定期講座後の後藤さんの構想,基本的に賛成。是非実現しましょう。
資料発表の時間はとれなかったけど,後藤さんの資料,とてもいい。まあ,睡眠時間を確保して,死なないようにやってもらいたいな。小野さんの資料も,研究の意味,仮説実験授業の根底にかかわる部分としてたくさんのことを考えさせてくれた。「月1回にすることで,参加しやすくなる人が増える反面,状況によったら長続きしないかもしれない・・・」と心配していたけれど,今のところ充実した会になっていると思う。それがうれしい。



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